GOTO 広島・・・原爆ドームでアメリカについて意見が一致する・・・の巻

GO TO 広島!
日本人として、子供にも2歳ながら見て、考えて欲しかったので、まず最初に、原爆ドームと資料館に行きました。
ラオス人の奥さんは、原爆投下自体を知らないので、現地を見に行き、説明しました。
そんな僕も初めての広島なので、
あの原爆投下とその惨劇について、しっかり考えました。
言葉には言い表せん。
私はどちらかというと「自分たちにとっての正義を守る戦いはするべき」「敵にナメられて黙っていては男がすたる!」という思想ですが、こういう無差別爆撃の証拠を見るとそんなイキがる気持ちは消え失せてしまいます。
目の前の兵士は敵だ・・・
しかし、相手にも家族がある。
ということは人間なら誰しも想像できるはずですが、
21世紀の今でも、戦争はなくなっていないんだよね。
ちなみに奥さんの母国・ラオスは、
ベトナム戦争に巻き込まれて米軍により200万トン以上(世界最大)の爆弾が投下され、その多くがクラスター爆弾。
クラスター爆弾とは爆発と同時に中に仕込まれた300個の鉄球が四方八方に高速飛散し、人を効率よく殺せる悪魔の兵器です。
不発弾除去は続いていますが、
なにしろ数が多いため推定数全体の1%未満しか除去されておらず、今も爆発事故で、1日あたり1人、死んでいるそうです。
この21世紀の時代にですよ。
ラオスは、まだ戦後を迎えていないと言えます。
ラオス自身は戦争する意思はないのに、
ホーチミンに支援物資を運ぶルート(道路)があるというだけで米軍に攻撃され、国民の半分が難民になるというとんでもない歴史があるため、アメリカは今でも侵略者だと教えられているそうです。
なので、原爆ドームを見て、幾多の犠牲を理解した上でも、広島に投下した原爆が一発で十数万人を殺したといっても、
「あー・・・、でも、ま、アメリカだからナ!」
「アメリカと3年以上タイマンはれた日本は、やっぱり凄いヨナ!」
で話が終わってしまう。
戦争の話をすると、
きまって
「あのとき、日本がアメリカに啖呵切らなかったら、
アジアは今も独立していない」
そんな話になる。
歴史に「もし」は禁物だけど、
うまく根回しできていればアジアの独立自尊と戦争回避は両立できたのかもしれないよね。
日本人は「根回し」はうまいはずなんだけどなぁ・・・

ところで、
なんと東京ー広島、往復新幹線+ホテル込み1人14,000円以下、しかもGO TO クーポン7,000円付!
ホテルでさらに9000円の電子クーポンもらったので、改めて凄いバラマキを感じました。

子どもたちも、広いベッドに戸惑っておるw

 

それにしても、

これが、原爆投下された場所と同じ場所だとは、信じられない。

あの惨劇から立ち上がった広島は、すごい。

 

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