巨大すぎたメッセ・フランクフルト展示場。
アンビエンテでの戦い1日目を終え、疲れはてた私。
ホテルのフロントでコーヒー(タダ)を飲んでいると、
「おい日本人、隣町に日本の天然温泉があるぞ」
「やっぱり裸の付き合いはいいよな」
「水着も売ってるぞ」
的なことを言われ、奮起。
うん、ドイツ人との裸の付き合いも悪くない。
で、SバーンからのUバーン(地下鉄)
電車を乗り継ぎ小一時間後に着いたそこは、中華風だった。
日本の天然温泉、とか言ってなかったか?
噂通り混浴だったが、水着が売っていたので購入。
広くて良かった。温泉感はなくてプールみたいだったので割り切って泳ぎまくりでした。
しかし、まったりしていると
どうも皆が上に登っていく。
どうやらこの建物は上の方がサウナになっているらしい。
そうか、ドイツと言えばサウナだよな!
こんなに寒いし!(実は氷点下です・・・)
階段で上に登ると、
入り口に「FKK」の看板。
FKK・・・
ドイツ語読みでエフカーカー・・・
Freikörperkultur(ドイツ語でヌーディズムのこと)の略称
(Wiki先生より)
そうなんです。
この看板はつまり「ここではきものをぬげ」なのです。
「ここで履物を脱げ」
ではなく
「ここでは着物を脱げ」ですぞ。
もちろん混浴です。
男も女もすっぽんぽん。
む、進むべきか、退くべきか・・・
ここは日本男児として突撃すべきであろうが、いかんせんいかに立ち回ればよいのかが皆目不明である。
あっけにとられていると、
ドイツ人ファミリーが使い方を教えてくれた。
40代の夫婦と、女の子。
中学生くらいだろうか・・・
親父さんは日本企業で働いていたことがあるらしく、
日本語ができた。
家族で混浴温泉か・・・
所変われば習慣も違う。
日本人も裸の付き合い云々言っているが、
こちらのほうがより深化している。
ドイツ、見直した!
ドイツ人ファミリーにレクチャーを受け、
鍵のかからないロッカーに水着を置き、バスタオルを受け取り、
いざ出陣。
タオルはありますが、
湯船やサウナの中ではタオル禁止。
例の女子中学生にシャワーの使い方を教えてもらった。
親切な子だ。
しっかりリフレッシュすると、さすがに眠いので
タクシーで市内へ。
タクシーもベンツ!
ドイツ凄いぞ。
アウトバーンで時速200キロ疾走したときは、正直怖かったが10分で到着。
アンビエンテでの戦いはまだまだ序盤。
しっかり食べて明日の戦いに備えよう!