ラーメン好きにとって、義烏は砂漠地帯だ。
私などは、無性に味千ラーメンが食べたくなって杭州まで行くくらいである。
あの九州風の豚骨スープがたまらない。
義烏と上海は新幹線で1時間だが、その価値は十分にある。
さて、そんなラーメン砂漠地帯の義烏で食べるラーメンとはどんなものか。
一般的なラーメン屋はこんな感じに、壁一面にメニューが並ぶ。
最初にレジで注文してから着席する。
日本人なら写真がなくても漢字のイメージで選べるが、
欧米人だとお手上げだ…
もちろんお店のお姉さんたちは中国語しか話せない。
イッツ ビーフ or ポーク?、程度すら、通じない。
肉絲面 8元
ロースーミィェン的に言うと出てくる。
肉絲(ロース)とは、チンジャオロースのロースで、肉の細切れのことだ。
消化も良いので、基本的には私はいつもこれ。
たまにチーズのような香りの?発酵しかかった肉が出ることもあるが、
胃腸的にはなんとかセーフ。
三鮮面 20元
サンシェンミィェン的に言うと出てくる。
海鮮が3種入っているので、三鮮面。結構豪華。
スープもシーフード的で、なかなか美味だ。
ラーメン屋は、街を歩くと「面」とか「麺」という看板を掲げており、
町中どこにでもある。
小腹が空いたらラーメン、という生活は、
東京でも義烏でも変わらないなー。