世界最大級の展示会として、輸入ビジネス業界では知られている展示会です。
34th Hong Kong Gifts & Premium Fair - 2019年04月 | 世界の見本市データベー... - www.jetro.go.jp |
私が初めてここを訪れたのは2011年の春。恩師である大須賀祐先生の海外実践講座を受けるため、初めて香港を訪れました。中国には100回以上行っていましたが、香港は行ったことがありませんでした。
それまで義烏(イーウー)の安い商品を転売していたのですが、
ここでは同じような中国製品が2倍以上の値付けで展示されていて、しかもロットはイーウーよりも大きいことに衝撃を受けたのを思い出します。
最初は日本人相手にボッタクっているのだと思ったくらいですw
パッケージを変えたり、
香港企業、台湾企業、日本企業として、それぞれの市場の特性向けの仕様に改善すれば2倍で売れる・・・つまりOME、ODMに舵を切ったきっかけになった展示会ですね。
イーウーの商品を、ここで売られているように先進国向け、日本市場向けに変えて、
東京ギフトショーやGIFTEX(雑貨エキスポ)に出展して卸先を開拓する。2011年頃はこれに夢中になっていました。
んで、2017年からはこの香港の展示会にも出展しています。今年で3回目。
日本のギフトショーとの違いは、なんといっても海外バイヤーの多さです。
それも欧米バイヤーが多い。
出展数を比べると
・東京ギフトショー:約2,100社
・香港ギフト&プレミアム:約4,300社
バイヤー数は
・東京ギフトショー:約200,000人
・香港ギフト&プレミアム:約50,000人
圧倒的に東京のほうがバイヤーは多いのですが、
97%は日本人です。
日本で開催されているんだから当たり前なんですが、
香港の場合は半数が香港以外の出展者で、
バイヤーも半分以上が香港人以外なんですね。
てことは、海外バイヤーの人数で言えば
・東京ギフトショー:約6,000人
・香港ギフト&プレミアム:約25,000人
ということで、海外に売るなら圧倒的にこちらが有利ということです。
欧米からアジアに仕入れに来るって、かなり本気でないと来られません。その本気のバイヤーたちは、自分の国で販路を持っています。
日本人は気付いていないけど、やはり🇯🇵日本デザインは強いんですよ。
製造はイーウー、広州でもね。
ものすごい熱気に包まれた4日間でした。
もちろん香港は飯もうまい!
海鮮!
点心!飲茶!
ステーキ!
謎のショットグラスw
香港に来ている輸入仲間と情報交換も楽しい!
日本ではお互い忙しくてなかなか会えなくても、展示会シーズンは皆集まれる。
香港の展示会は、
まずはバイヤーとして参加してみることをお勧めします。
香港でヒントを得て、イーウーで作って、日本で売る。
これが私が東急ハンズやLoft、Francfrancに商品を展開した流れ。輸入を事業化したい方は、ぜひトライしてみてくださいね。