メイド・イン・ジャパンは、人間も一緒。
フロンティアに果敢に立ち向かい、
日本人というブランドを築いてくれた先達たちに感謝です。
さて、最近円高が続いていますが、
貿易をやっているからには「もっと安く外貨を調達したい!」と思うのは当然の心理。
そこで今年から始めたHSBCを活用した外貨両替について検証したいと思います。
本日のレートです。
私は貿易の決済はUSDで行うことが多いです。
三井住友銀行のTTSレートは、
1ドル=81.55円でした。
今回は22,000ドルを調達しますので、
1,794,100円です。
いやーかなり円高ですね~。
普段は頭の中で「1ドル=100円前後」で計算しているので(計算が楽だし)、
なんかバーゲンセールの感じです。
さて、HSBCを見てみましょう。
本日は1ドル=80.84円です。
同じく22,000ドルの場合、1,778,488円です。
この差、15,612円。
日本からHSBCへの資金移動は、円貨送金を行います。
円貨送金手数料は、三井住友銀行の場合、6,000円程度です。
ちなみにこの口座は日本法人の外貨口座なので、
会計的には口座振替をしただけの処理です。
それを差し引いても、9,612円。
しかも日本-香港間は、ほぼリアルタイムに送金が完了します。
というわけで、外貨両替も送金も
クリックひとつで完了。
割合にして0.5%ですが、
仕入金額が0.5%下がるって、結構大きいですよね。
売上高や他の可変費用は変わらないのですから、
輸入商品について営業利益が0.5%上がるようなものです。
これを毎週やると、
年間の絶対額でも50万円ですからね。
何もしないで、営業利益で0.5%アップ。
こういうコツコツの積み重ねで、利益を増やしていきたいですね。