中国で、国家安全法が施行されました。
私は民主主義、議論からの合意形成が世の中をより良くすると思っているので、政府に対して反対意見を唱えられなくなるのは遺憾に思います。別に香港独立とか分離を主張するつもりは毛頭ありません。香港は中国のテリトリーであり、特別行政区です。が、【一国二制度】では言論の自由も含まれるはずで、それを制限するのは間違いだと断言できるでしょう。
日本が100年前に制定した天下の悪法、治安維持法みたいなもんです。あの後、日本はどうなりました?
しかもこの第38条には、『外国籍でも、国外においても』この法規定に抵触すると処罰の対象になるとされています。
私は香港居民なので、これに該当するようです。
(なお、現在2020年6月30日であることを明らかにしておきます)
自分の信念を明らかに出来なくなること、
これは大変遺憾です。
一言だけ言っておきます。
私は中国は大好きですが、
今の中国政府は嫌いです。
毛沢東は西側で唯一、日本と連携して中国を建て直し、
鄧小平政権は日本の援助を受け入れて改革開放、そして今に至る高度成長を実現しました。
その頃は中国本土にも自由はありました。
でも今は、”再教育施設”という収容所があります。
習近平政権はウイグル、チベット、香港で何を、、、?
反対意見の封殺、言論統制の先に、
明るい未来はありえません。
中国には、世界から尊敬される大国になって欲しいと思います。